58歳から嫌なことはお断りの人生にします!

58歳になって シングルマザーになって 不安定で浮草のような日々 

小耳に挟んだ話 染み付いた小姑魂

 お昼休み、たまたま近くに座っていた30代中頃の女の子たち。

黙食の人が多い中、よく通る声でお話し中。


A「最近さぁ宮沢賢治状態でさぁ」

B「宮沢賢治?」

A「そう、働いても働いても貧乏」

B「そんなんだっけ?」

A「今月はどれだけ使ったか指折り数えてじっと見る」

B「なんだ〜、雨ニモマケズ風ニモマケズ働いてるのかと思ったぁ」


惜しい!惜しいな!

働けど〜は啄木だし、賢治はそんな人になりたいんだよ。

しかし解釈が楽しい。

じっと手を見るのはどれだけ使ったか指折り数えるためだったのか。


こんな事を考えてしまう私の小姑魂。

家に帰って早速娘に聞いてみる。


私「働けど〜って知ってる?

娘「知ってるよ啄木でしょ」

私「おお!さすが受験生」

娘「知ってるって言っても文アルでだけどね」


文アル…文豪とアルケミストというゲームです。

ゲームか…

ゲームでも知っていてくれてよかった。


文アルの啄木…誰?って感じ

 お借りしました



娘にお昼休みの話をすると

娘「指摘してないでしょうね、小姑根性丸出しだよ。みっともない。」と怒られました。

私「心の中でしか言ってません」


見抜かれている…

人ガ話シテイルコトヲ 小耳ニ挟ンデモ スルーデキル サウイフモノニ ワタシハナリタイ


今日の小さな幸せ

とりあえず啄木知っててよかった