命日
もうすぐ母の命日だ。
でも三回忌以降は命日だろうが、何回忌だろうが何もしていない。
父の命日も母が存命の頃にはちゃんとやっていたけれど、母が亡くなってからは一切やらなくなった。
画像お借りしました
父は長男だったので祖父と一緒に住み祖父亡き後も法事は全てうちでやっていた、でもその度伯母がしゃしゃり出て来る。
この伯母、典型的な口は出すけど金は出さない人で父も母もとても苦労していた。
父いわく私はその伯母によく似ているそうで、小さい頃から私は弟をたてるようにと言われ続けていた。
当時私は弟の事を「ご長男様」と呼んでいたくらい我が家は「長男至上主義」だった。
長男としてたててもらえなかった父の分も弟をたてたかったんだろう。
父が体を壊し入退院を繰り返すようになった頃、病院に詰める母の代わりに家の用事をすることが増え、そのたびに鍵を借りるのが面倒なため母に合鍵を要求したことがあった。
が母は一言「合鍵は跡取りにしか渡しません」
大したことでは無かったのかもしれないけれど、この一言でこの人達に何かあっても一切口を出さずに弟に言われたことしかしないと心に決めた。
母亡き後弟は跡取りとしてちゃんと遺産管理もしてくれて私にもちゃんと分けてくれた。
仏壇もお墓も管理してくれている。
でも、法事は母の三回忌以降一度も法事をやっていない。
親戚は呼んでくれないと怒っているらしい。そのため私達も親戚の法事には呼ばれなくなった。
まさか法事自体をしていないとは思っても見ないんだろうな。
父も母も私に口を出すな、弟に従えと言い続けたのだから、弟が言ってくるまで私からは法事の話はしないつもりだ。
お墓も車でじゃないと行けないような田舎のため免許を持たない私は参ることもできないので、命日には父と母の写真にお香をお線香代わりにして立てて其々の好物を供える。
思い出すことが供養。
それでいいと思う。
今日の小さな幸せ
派遣先からの連絡、今月皆勤すると金一封が出るとの事。
頑張って通って美味しいもの食べに行きたい。
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